尾道について① 千光寺でロッククライミング(?)
例年、僕の家ではお盆・正月に親の実家である広島の方(説明がややこしいのであえてボカしている)に帰省し、親戚一同と会する風習があるのですが、さすがに今年は見合わせることに。正月に帰省せず、関東で過ごすのは受験の時以来なので、10~20年ぶり。これまでの人生においても数えるほどしかないことです。
「広島の方」というと、一般的には広島市を思い浮かべる方が多いと思いますが、僕の実家は尾道市辺りなので、広島市とはかなり離れています。逆に、広島市へは数えるほどしか行ったことがないですね・・・
尾道市へ行くには、東海道新幹線で福山駅まで行き、そこから山陽本線に乗り換えて尾道駅まで行くのが主なルートでしょうか。のぞみだと東京駅~福山駅間で3時間半くらいですが、福山駅に停まらない便もあるので要注意です。
瀬戸内海の景色が好きなので、帰省するときはついでに観光することが多いのですが、その中でも千光寺はよく行くスポットです。最後に行ったのは2年前ですが、今回は千光寺の紹介をします。
千光寺は尾道駅から程近い所にあります。山というか坂というか、少し登ったところにあり、麓までは徒歩10分程度で着きます。そこからは階段で行くという手もありますが、登りはロープウェイで行くのが良いでしょう。本堂をロープウェイから眺めつつ、楽に山頂まで登ることができます。
千光寺は806年に開基(寺院が創立されること)されたようで、赤い見た目が特徴の本堂は、1686年に建立されたそうです。尾道市街を背景にした鐘楼など、決して信心深いとはいえない僕にとっても、非常に訪れ甲斐のある所です。
そんな千光寺ですが、本堂の近くに、何故かロッククライミングが出来るところがあります(!?)。大きな岩の群れの中に、1本の鎖が備え付けられており、それを掴みながらよじ登っていくことができます。(2018年当時、奉納料として大人100円)
2年前のお盆に帰省した際、真夏の日射しで汗だくになりながら、このくさり山を登りました。ここから一望する景色がまた良いものです。
大の大人であれば、特に危険なく数分程度でてっぺんまで登ることができると思いますが、大半の人は千光寺を訪れるときに、まさかロッククライミングをするつもりで来ているわけではないと思うので、装備については少し気を付けた方がいいかもしれません。
僕は何度もくさり山に登ったことがあるので、2年前ではないかもしれませんが、たまたま腕時計を付けた状態で登ったときに、岩に表面の部分を擦り付けてしまい、傷が付いてしまいました・・・(泣)
このご時世ではなかなか難しいところですが、尾道に寄ることがあるのであれば、千光寺は是非訪れることをオススメします。くさり山を登らなくとも、少し歩いたところに展望台もあるので、瀬戸内海の景色を味わうのにはうってつけのスポットではないでしょうか。
あともう少し書きたいことがありますが、長くなるので続きは後編で。
アクセス方法など、詳細は公式ホームページでご確認いただければと思います。
千光寺 公式ホームページ https://www.senkouji.jp/
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