高校時代の思い出 -Z君のハンカチ
ブログのネタとして何を書こうか考えたときに、何故か思い出したことがあるので、高校時代のことを一つ書いてみます。
※正直、まともに書く初めての記事として相応しいのかは疑問ですが・・・
僕が通っていた高校は男子校だったため、女子の目を気にすることもなく、皆かなり自由奔放な生活を送っていました。それこそ、精神年齢が小学生なんじゃないかと思うくらい、突飛な行動を取る者もいたのです。
例を挙げると、授業中にパンツ一丁で教室内を歩き回ったり、教室の後ろにあるゴミ箱を目掛けてゴミを放り投げるも大きく外れ、拾いなおすこともしないので散乱した状態のまま放置されるなど。(良い子は絶対に真似しないで下さい。非常に悪い例です。)
ただ、ここまでひどいのは自分のクラスだけで、他のクラスはそこまででもなかったようですが・・・。(上記の例を他のクラスの同級生に話したら、「そんなことねーよ!」というリアクションだったので。)実際、自分のクラスは問題児がいっぱいいるということで、教師陣からは恐れられていたようです。
また、珍しいことに3年間クラス替えが無かったため、同じクラスになったメンバーとは、より親密になることが出来ました。優等生とは言わないまでも、上記の問題児と比べたら遥かにまとも(悪く言えば平凡)だった僕は、そんなクラスメイトと愉快な日々を過ごしていたのです。
そんなクラスにおいて、ひと際異彩を放つ、Z君という友人がいました。Z君の変わっている点やエピソードを挙げると、
- 一人称が「儂(わし)」
- かなりのオタク気質で、学校に少女漫画の雑誌を持ち込み、何故か皆に受け入れられる (バリバリ体育会系のY君が、「これ意外と面白い!」と言いながら読みふけっていたのを僕は忘れない・・・)
- 期末テストの休憩時間中に、割りばしでポテトチップスとティラミスを食べる
など、枚挙に暇がないのですが、その中でも特に僕が気になっていたのは、「よく移動中、口をハンカチで押さえながら歩いている」ことでした。
僕がハンカチで口を押さえながら歩く場面として考えられるのは、「くしゃみを我慢している」「鼻水が出ているのを隠している」「避難訓練中である」くらいのものですが、どうやらそのいずれかでもないようでした。何故なら、体育で跳び箱の授業があった時にも、口をハンカチで押さえながら、片手で跳び箱を跳んでいたからです。 ※当然、「危ないからやめろ」と先生にすごく怒られていました・・・真似しないように。
ある時、たまたま下校のタイミングが一緒になったので、駅へ向かう途中、思い切って「何故ハンカチで口を押さえているのか」と尋ねたことがあります。(当然、その時もハンカチで口を押さえていた)
答えは「排気ガスが汚いから、吸わないようにしている」でした。なるほど、そういうことだったのか!
Z君とは20年近く会っていないので、今何をしているのかは全く知りません。元気にしているかな・・・。もし会うことが出来たら、「では、何故室内である跳び箱の授業でも、ハンカチで口を押さえていたのか」という疑問を明らかにしたいところですね。
コメントを残す