南浦和の中華飯店「興兵衛」に行ってみた

実は僕、チャーハンが大の好物でして、以前住んでいた場所には徒歩数分のところにチャーハンが食べられる店があったので、それこそ週1回は通っていたものでした。

埼玉に引っ越してからも美味しいチャーハンのお店を探していましたが、最近気になる店を見つけたので、行ってみました。南浦和駅から徒歩１０分ほどのところにある中華飯店、「興兵衛」（こうべえ）です。

食べログ：　興兵衛 （こうべえ） – 南浦和/ラーメン | 食べログ

南浦和駅の東口に出て、南の方角に少し歩きますが、線路に沿った道を真っすぐ進むだけなので、特に道に迷う心配はありませんでした。頭上を斜めに車道用の高架？が通る道を過ぎたあたりに、興兵衛の看板を発見。

夜の18時半前に着きましたが、既に客が結構入っており、1組の家族が待合席に座って待っている様子。店内で名前を書いてから外でしばらく待つことにしましたが、店内をちらっと覗いた感じだと、カウンター席×4とテーブル席（4人組）×4ほどあって意外と広めでした。

店の前で待ち始めてから数分としないうちに、地元の人と思われるご夫婦、おひとり様、ご家族が次々と来店しては待機状態になっていく。どうやら近くの住民の方にも人気なお店のようで、期待も高まってきます。

ちなみに、店の前に一応駐車スペースが2台分、駐輪スペースが4台分ほどありますが、これを当てにすると万一埋まっていたときに痛いかもしれません。（実際に僕が行ったときはほぼ埋まっていました）駅から歩くのを厭わなければ、徒歩で来るのが無難だと思います。

また、この店の変わっているところとして、店の前に設置されている自動販売機で、チャーハンなどのテイクアウトを冷凍食品で買うことができるようです。店での食事で気に入ってもらえれば、帰り際にテイクアウトの売り上げも期待できるということでしょう、よくできたシステムだ・・・！

■そして店内へ・・・

待ち始めてから15分ほどたった頃、第一陣の客の食事を一通り作り終えたのか、何組かまとめて呼ばれました。カウンター席に案内され、メニュー表を確認。各メニューに対する説明が記載されていて、どういうものなのかイメージしやすいのが良いですね。（ちなみに裏面は飲み物のメニューなどが書かれていました）

このお店は40年以上営業しているようで、その中で多くのメニューが開発されたのか非常に選択肢が多いですが、下調べしていたときから食べたいものは決まっていました。エアーズロックチャーハン（！？）（と生ビール）を注文！

■エアーズロックチャーハン

メニュー表に記載の通り、15～20分以上お時間を頂くとの断りがありましたが、ここまで来てその程度の待ち時間は気にしない。待合用に漫画が置いてあるので、HUNTER×HUNTERを読みながら待っていました(笑)

そうして出てきたのがこちら・・・肉でかいいいいい！！！！先にラーメンを食べていた隣の客も思わず二度見する程のインパクト！

このチャーシュー、普通は細かく切って少しずつチャーハンに入れるものだと思いますが、それを丸ごと1人分に充てているのがすごいですね。こんなの見たことないですよ・・・。

チャーシューをレンゲで突いてみたら、簡単に崩せるほど柔らかく煮込まれているようです。甘辛のタレが良く合っていて美味しいです。チャーハンの方はと言うと、卵やネギは普通の具材ですが、他にも細かく切ったメンマが入っているのが特徴的です。食感がアクセントになっていて、こちらも美味しい！チャーシューを少しずつ崩しながらチャーハンと一緒に食べていきましたが、ほぼ比率は１：１という感じで、非常に食べ応えがありました。

チャーシューは見ての通り大きいですが、チャーハンも結構な量がありますので、小食の人は注文にあたっては覚悟が必要です。また、チャーシュー＆チャーハンのコンビネーションにより、幾分脂っこい面がありますので、途中で餃子をつまむなど味変の要素があった方が良いかもしれません。ただそうすると更にボリュームが増えることになるので、本当は複数人でシェアするのが理想的なのかもしれませんね。

最初出てきたときは、食べきれるか若干不安もありましたが、普通に完食しました。30分くらい食べ続けてましたが・・・顎が疲れた(笑)

メニュー表にあった、「チャーハンは正解が色々あるから面白い」というお言葉、本当にその通りだと思いますね。だいぶ変則的ではありますが、僕の中ではエアーズロックチャーハンはその正解の一つになりました。

チャーハンだけでなく、ラーメンや餃子も色々とこだわりがありそうなので非常に気になりますね。また来ようと心に決めながら、店を後にするのでした。